ギスリ・スナイル

1964年、アイスランド、レイキャビック生まれ。 

大学で、アート、デザイン、写真、社会学を学んだ後、1986年Icelandic National Broadcasting Service(RUV)で、脚本家兼コメディーショーのホストとして活躍。その後、アシスタント・ディレクター、アシスタント・エディター、プロダクション・マネージャーとして、数多くの映画プロジェクトに携わる。その間、1988年にスウェーデンのSveriges Television (SVT)で演出、テレビドラマ制作を学び、帰国後1988年から1990年にかけてIcelandic National Broadcasting Service (RUV) に戻り、監督、製作者として多くの番組を手がける。 

1990年、フランスのFEMIS, Institute de Formation et D‘Enseignement pour les Metier de L’Image et du Son, Parisに入学、FEMIS在学中は、フランソワ・オゾンと同級生だった。卒業後は劇場用映画およびテレビコマーシャルの監督に専念。劇場用映画は現在までに3本、監督したテレビコマーシャルは100本以上にのぼる。 

2001年から活動拠点を日本に移し、ロンドンのデザイン集団 Lost In Space に参加しながら、3Dアニメーション、テレビコマーシャル、VFX、Nu-mediaなどを制作、クライアントにはNIKE、ORANGE、ADIDAS、 ブリジストンなども含まれる。2003年には、映画製作配給会社アンスールピクチャーズを立ち上げ、世界中から集められた良質の子ども映画の配給およびDVD発売も手がける。また、東京の制作会社カルダーウッド・プロダクションズと提携し、映像制作も行っている。 

劇場用映画、「ベンヤミン夏」(1996)、「イキングット」(2000)ではベルリン国際映画祭を始めとした世界13カ国以上の映画祭でCIFEJ賞(青少年映画賞)も含む多数の賞を受賞。 2002年にはベルリン国際映画祭キンダーフェスト、およびアル・キノ映画祭で審査員もつとめた。また、アイスランド・フィルム・アカデミーおよび早稲田大学では、映画演出についての講義も行い、1998年より、アイスランド監督協会の会員でもある。 

現在、ロンドンのデザイン集団TOMATOのスティーブ・ベイカーとともに劇場用映画プロジェクトを開発中。そのひとつ、初の日本映画となるプロジェクト「Silent Voices」(日本)は現在プリ・プロダクション中。またアイスランドを舞台にしたアイスランド映画プロジェクト「Anna Petra」はアイスランドフィルムセンターの助成を受け脚本執筆中である。その他「The Dead Lie」も開発が進められている。